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『坂の上の雲』に学ぶ勝てるマネジメント
- 著者名
- 津曲公二
- ジャンル
- 経営/マーケティング
- 発行年月
- 2010年11月
- サイズ
- 四六判
- 頁数
- 232P
- ISBN
- 978-4-86280-228-6
- 税込価格
- 1,430円(本体 1,300円)
内容紹介
『坂の上の雲』には時代を超えたビジネスの原理原則が詰まっている!
司馬遼太郎の代表作の1つである『坂の上の雲』。明治初期から日露戦争までの日本の近代化を描いた本作は、1969年の初版以来、現在までに発行部数2000万部を超えるロングセラーとなっている。特にリーダーシップ論や組織のあり方、人材の教育や評価のあるべき姿などビジネスの世界でも通用する真理が描かれていることから、経営者や管理者層の愛読書ナンバー1として取り上げられることが多い。昨年NHKでドラマ化され、3年がかりの放送が始まった。
本書はこの『坂の上の雲』を「マネジメント」という観点からとらえ直し、劇中から実際のビジネスの現場でも応用できるようなエピソードを抽出して解説を加えたものである。近代化への道を歩みだした当時の日本が強国ロシアを相手に辛くも勝利した原因には、企業がビジネスという戦場で勝利を収めるためのヒントが豊富に隠されている。司馬フリークや原作ファンのビジネスパーソンはもちろん、ドラマ版から入った若い読者にも『坂の上の雲』の入門書として読んでいただきたい。
目次
あらすじで読む『坂の上の雲』
序章 『坂の上の雲』が描く「日本の長所」
第1章 パワーとなるコミュニケーション
第2章 全体観を持って判断せよ
第3章 先人の知恵、定石と応用
第4章 論理的思考を強化せよ
第5章 「学習する組織」をめざせ
第6章 プロジェクトや人の評価方法
著者紹介
株式会社ロゴ 代表取締役
鹿児島県出身。東京大学工学部卒業後、1972年日産自動車に入社。エンジン開発などの領域で多くのプロジェクトに参画。1998年末に同社退社後、KT法研修講師を経て、プロジェクトマネジメントの研究に携わる。2003年5月より現職。ゴールドラット著『クリティカルチェーン』(ダイヤモンド社)に解説文を掲載。TOC理論のプロジェクトマネジメントへの適用の意義を解説する。また、司馬文学に魅了され、幕末から明治にかけての作品はほぼ読破する。中でも『坂の上の雲』はビジネス、特にプロジェクトマネジメント(仕事術)への応用の宝庫であることに気づき、講演やセミナーでそのエッセンスを伝えて好評を博している。主な著書に『改訂版 実践!プロジェクトマネジメント』(共著 PHP研究所)、『ものづくりの教科書 革新のための7つの手法』(共著 日経BP社)などがある。
PMAJ会員、PMI会員、PM学会員、IIBA会員
著者ホームページ
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