覇者をめざした諸侯の五百年にわたる興亡と、乱世に花開いた中国思想の黄金期

徹底した最新の調査を基に、新進気鋭の現代中国人作家が綴る初の中国通史シリーズ、待望の第２弾。

第二巻では、春秋・戦国時代の乱から乱への歴史を振り返り、この時期のもっとも偉大な成果のひとつであり、中国思想の宝庫とも言える諸子百家の思想の一斑を紹介する。

第１章　春秋時代　　

第２章　戦国時代

第３章　諸子百家　　　　　

付録１　春秋時代勢力図　　　

付録２　戦国時代勢力図

付録３　春秋・戦国時代年表 　

叢 小榕（そう・しょうよう）

作家。1954年、中国生まれ。

北京師範大学卒業後、北京中央財政金融学院研究所講師となる。その後、東京大学大学院および、中央大学大学院博士課程修了。

現在は、いわき明星大学人文学部現代社会学科で助教授を勤めている。

主な著書『世界詩学大辞典』（共著／中国・春風文芸出版）、『太平天国を討った文臣　曾国藩』、『中国人の人間学　甦る歴史人物の知恵』、『張良と劉邦』、『革命皇帝　鄧小平伝』、『孫子はこう読む』 （以上、総合法令出版） など。

他に、ラジオドラマ『東京留学譚』（ＮＨＫ国際放送）、文芸評論、翻訳なども多数。