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考え方には型がある

考え方には型がある

「答えのない問い」に答えを出す思考法

著者名
三浦真
ジャンル
ビジネス自己啓発
発行年月
2025年12月
サイズ
四六判
頁数
256P
ISBN
978-4-86838-026-9
税込価格
1,760円(本体 1,600円)

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内容紹介

~本書の「はじめに」より一部抜粋~

考えるのが面倒くさい。
何を食べるか決めるのも、服を選ぶことすら、正直おっくうだ。
というか、考えるうえでの判断基準がよくわからない。

だから、なんとなく「いつもの」を選んでしまう。

そんなふうに思ったことはないでしょうか?
実はこれ、とても自然なことです。
なぜなら、「考える」という行為は、学校でも会社でも、誰からもきちんと教わることはなかったから。

私たちは、勉強の仕方や仕事のやり方は教わっても、考え方は学んできませんでした。
だから、多くの人が考えることに苦手意識を持ってしまうのです。
そして困ったことに、考え方を知らないまま考えようとすることで、余計に混乱してし
まいます。
その結果、考えることそのものがまるで特別な作業のように感じられてしまうのです。

実際のところ、「これは自分の頭で考えました」と言っても、多くの人のそれは直感的な反応や過去の経験の再利用にとどまっています。
「なんとなくそう思ったから」「以前もうまくいったから今回も同じでいいだろう」といった判断の仕方は珍しいものではありませんが、これは思考というより反射です。厳密には「思い出した」にすぎません。

こうした反射的な判断でも、日常の多くの場面では、特に大きな問題は起きません。
しかし、人生における重大な局面では、過去の延長線上にはない決断を迫られることがあります。
そのとき必要になるのが、「思いつきではなく、筋道を立てて考える力」です。

考えるとは、悩むことでも、腕組みをしながらうんうん唸ることでもありません。
「思いつきで終わらせず、型を使って論理的に物事を進めること」を「考える」といいます。

この本でお伝えするのは、自分の頭で考えるために必要な「考え方の型」です。

その内容として、私がこれまでに培ってきた「東大式思考術」と、公認会計士としての実務を通じて磨いてきた「経営コンサルの実践知」を融合したアプローチを提案します。

一見難しく思われるかもしれませんが、仕組みはとてもシンプルです。
難解な理論ではなく、ここさえ押さえておけば大丈夫というポイントに絞ってお伝えします。

目次

第1章 考え方の型 東大式思考術×経営コンサルの実践知
第2章 ソフトな問いへの答え方
第3章 答えのない「仕事」の問いと向き合う
第4章 答えのない「家庭」の問いと向き合う
第5章 答えのない「お金」の問いと向き合う
第6章 答えのない「選挙」の問いと向き合う

著者紹介

三浦真

公認会計士
2006年東京大学経済学部卒業。2007年監査法人トーマツ(現・有限責任監査法人トーマツ)東京事務所に入所し、金融事業部にてメガバンクの監査業務に従事。2012年から2014年にかけて、Deloitte Touche Tohmatsu香港事務所に出向し、日系金融機関の監査を担当。2015年に独立して公認会計士事務所を開業。経営者の意思決定を支えるコンサルティングを中心に、経営顧問、社外役員、CFOなどの業務を幅広く行っている。経営者団体、国立大学、地方自治体などでの講演・講義活動を通じ、経営を実践するための指導、人材の育成に取り組む。ミッション・ビジョン・バリューを起点に、戦略的思考と組織の成長を支える経営フレームワークをクライアントの実務に実装している。

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