薬やサプリではその疲れはとれない！心と身体を癒し、ひらめきを生み出す「呼吸法」


「毎朝、混んだ電車で通勤するだけでもぐったりする」「苦手な上司の顔を見るだけで胃が痛い」「新しいアイディアが思いつかなくて企画が提案できない」「夫(妻)、と冷戦状態で、家にいることじたいがストレス」……現代では、「ストレスなく毎日を送っている！」という人は、ほとんどいないのではないでしょうか。

こうしたストレスや悩みの原因は、脳のやっかいな\\"クセ\\"。これは脳内物質のバランスが崩れていることで引き起こされるものです。ひいては、うつ病も、依存症も、パニック障害の原因にもなってしまうのです。

薬やサプリメントでは、脳内物質のバランスを整えることはできません。ではどうすればいいのか？

特別な方法は必要ありません。誰でもすぐできる「呼吸法」がその答えです。

わずか朝5分、呼吸法を行うことで、脳内物質のバランスが整い、ストレスが癒され、あらゆる不調を改善できるのです。

呼吸法の効果は、それだけはありません。あなたが積み重ねてきた力を生かした、最良のパフォーマンスを引き出します。

本書は、著者による30年以上にわたる脳科学研究に基づいた、朝5分でできる簡単＆正しい呼吸法のやり方のほか、脳内物質の働きを最適化する簡単な元気術をたっぷりご紹介。

脳をリセットして、最高の自分になる方法をお教えします。

第１章／呼吸法がスゴイ理由・元気の源セロトニン

第２章／セロトニンの力を引き出す暮らしのコツ

第３章／ふれあいで絆を育むオキシトシン

第４章／ストレスを人生の味方に変えるドーパミン

第5章／ピンチから身を守るノルアドレナリン

第6章／涙は心の深呼吸

第7章／ひらめきとイノベーションをつくるセロトニン活性

1948年東京生まれ。東京大学医学部卒業後、東海大学病院で臨床に、筑波大学基礎医学系で脳神経系の基礎研究に従事。

その間、State University of New York at Buffaloに留学。東邦大学医学部統合生理学で助教授、教授を歴任。座禅とセロトニン神経・前頭前野について研究し、2013年に名誉教授となる。各界から注目を集める「セロトニン研究」の第一人者。

現在はセロトニンDojoで、セロトニンが不足がさまざまな精神不安定状態を引き起こすことを説く。また、SSRIなどの抗うつ剤が効かず悩んでいる人々に対して革新的なトレーニング法を伝授しており、新しい目線から治療を行っている。

『脳からストレスを消す技術』（サンマーク出版）は20万部を越えるベストセラー。そのほか『ストレスすっきり!!　脳活習慣』（徳間書店）、『セロトニン欠乏脳』（NHK生活人新書）など著書多数。

http://www.serotonin-dojo.com