狂うことで、常識を打ち破れ！

現状に満足せず、常識という壁をいつも自らの行動で壊してきた吉田松陰。

わすか３０年にも満たない短い人生を、日本と日本人のために生き切り、魂に響く言葉と教えを後世に残してくれた。

著者の大杉氏は、人生の困難に直面したさいには、座右の書である『吉田松陰全集』を紐解き、その都度、松陰の教えから大いなる知恵と力をもらい、困難を乗り越えてきた。

本書は、そんな著者が、現代を生きる我々が、松陰の教えをどのように学び、活かしていったらいいのかを解説している。

第１章　志気

01　心を尽くす

02　志がしっかり立てられれば、できないことは何もない

03　志は大きく持て　

他

第２章　勇気

27　勇気を持て

28　勇気、正しい狂気は、義すなわち正しい生き方から生まれる

29　私は私の道を進む。君も君の道を進むのだ

他

第３章　熱気

48　まずは自分の思いと情熱である

49　功を焦らない

50　今を全力で生きてほしい

他

第４章　侠気

78　義侠心ある人になれ

79　危険なこととわかっていてもやるのが、本来の日本人

80　至誠は神をも動かす

他

大杉学（おおすぎ まなぶ）

大学卒業後、外資系企業のビジネスマンとして、国際的に活躍。

そんな中で、日本人の魂の結晶ともいえるべき人物である吉田松陰と出会う。

その魂を揺さぶる教えに感銘を受け、『吉田松陰全集』を買い求め座右の書とする。

それ以降、仕事や人生で困難に直面した際には、『吉田松陰全集』に立ち返り、乗り越える力としてきている。