論理的な思考力を高めて、よりビジネスで役立つ英語力を身につける！

　英語を学習するといった場合、多くのビジネスパーソンや学生は文法・構文を詳細に学んだり、ボキャブラリーを１つでも増やすといった暗記型学習に偏りがちである。しかし、英語を使って外国人とビジネスを行ったりコミュニケーションをする場合、何よりも必要となるのは「自分の意思を明確に、ロジカル」に相手に伝えるためのトレーニングである。いくら文法や単語を詰め込んでも、そもそも論理性を意識して話さないとビジネスは円滑に進まないと著者は指摘する。

　本書は、英語を使ってビジネスをする際に不可欠となる、論理的なコミュニケーションの取り方をわかりやすく解説したもの。ビジネスの結果を出し、周囲と差をつけたいビジネスパーソン必読の書である。

第１章　なぜロジカルな英語を話す必要があるのか

第２章　説得力を磨くロジック７つのポイント

第３章　ビジネスシーンでロジックを使ってみよう

第４章　英語でロジカルにアウトプットしてみよう

安達　洋（あだち・ひろし）

1964年生まれ。中央大学法学部法律学科卒業。通勤時間などの細切れ時間を使いながら英語を習得し、海外留学経験ゼロから外資系医療機械商社へ転職。プロダクトマネジャーなどを務めた後、コロンビア大学大学院に進学し、修士課程（英語教授法）を修了。現在は研修講師集団ラーナーズジムを主宰し、東証一部上場企業をはじめとする多くの企業の社員英語研修を10年以上にわたり請け負う。最近は異文化コミュニケーション、ロジカルシンキング、知財戦略、現地語戦略など企業が必要とする様々なグローバルスキルを広く扱う講師集団に拡大中。著書多数。近著に『日産を甦らせた英語』（光文社）、『１日５分ビジネス英語トレーニング』『１日５分ビジネス英単語トレーニング』『スティーブ・ジョブズが教える実践英語トレーニング』『TOEIC300点でも世界で戦える英語術』（以上、総合法令出版）、『英語を日本語で学ぶ本』（PHPビジネス新書）などがある。

ブログ「安達洋の企業研修レポート」

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瀬能和彦（せのう・かずひこ）

1964年生まれ。上智大学外国語学部英語学科卒業。ThinkHard代表。日本ディベート協会副会長、日本社会人ディベート連盟顧問、芝浦工科大学講師、ラーナーズジム提携講師などを兼任。日本語及び英語ディベートの研修講師を20年以上にわたり社会人、学生向けに行っており、高度な内容をわかりやすく説明する講義で定評がある。また、自身もディベーターとして日本語、英語による各種ディベート大会に参加し、多くの大会で優勝している。2004年には、第10回「ザ・デイリー・ヨミウリ」主催社会人英語ディベート大会で優勝。最近ではビジネスに必要な思考力、コミュニケーションを効果的に学ぶ手法としてディベートトレーニングを推奨しており、企業や官公庁向けセミナーや研修で活躍中。共著に、『Hello there! Oral Communication I』『NEW FAVORITE English Expression I、II』（以上、東京書籍）がある。

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