『スラムダンク』は、現代における武士道の教科書だ！

「後世に伝えたい漫画ランキング１位」（2009年オリコンランキング）に輝いた名作で、「武士道」が面白いほど読み解ける！

『スラムダンク』と『武士道』の間には、驚くべき共通項を見いだすことができる。

ともすれば難解とされる『武士道』も、『スラムダンク』をもとに読み解いてみると、やすやすとその真髄にいたることができるのである。　

　　　　　

日本人の最も根幹にある魂に響く言葉や行動の数々を浮き彫りにし、現代日本人の生きる指針とする！

第一章　 人生の極意波～死ぬこととみつけたり　

“今”がいざというときなのだ／人生論、成功法則２段階論／武士道は“死に狂い”／“死ぬこととみつけたり”で恐れるものなどない／「誰にも負けない」という覚悟／“曲者(くせもの)”であれ　他

第二章　 青春の飛翔　

憤る人であれ／意地を張って生きる／“負けず嫌い”がいい／断固たる決意　他

第三章　 勝負の極意　

ケンカの仕方／己を知り、敵を知る／真剣勝負の心がまえ／基本が大事／やるしかないのである　他

第四章　 指導者の極意　

“勝つ”指導者の条件／本物を見抜く指導者／後進の者を育てそして自分もさらに成長する　他

第五章　 桜木花道は若き日の西郷隆盛である　

挫折を知る者がいい／大ボラ、不良のすすめ／名を残せ！　他

第六章　 骨太の武士道を身につける　

過ちを改めていくことで本物となれる／恋する心が生み出す大きなパワー　他

第七章　『スラムダンク』の先にあるもの　

『武士道』が遺してくれた日本人への大切な財産、それが『スラムダンク』だ　他

遠越段（とおごし だん）

東京生まれ。早稲田大学卒業後、大手電器メーカー海外事業部に勤務。

１万冊を超える読書によって培われた膨大な知識をもとに、独自の研究を重ね、難解とされる古典を現代漫画をもとに読み解いていく手法を確立。

本作が初の書き下ろしとなる。