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“誰も知らなかった” クレームストーカー 対策マニュアル
- 著者名
- 平塚俊樹
- ジャンル
- 経営/マーケティング
- 発行年月
- 2010年1月
- サイズ
- 四六並
- 頁数
- 244P
- ISBN
- 978-4-86280-193-7
- 税込価格
- 1,650円(本体 1,500円)
内容紹介
激増している凶悪クレーマーに対抗せよ!
いくら企業が爆発的に利益をあげたとしても、有名になったとしても、トラブルの対応をひとつ間違えただけで、数年分、数十年分の利益が吹き飛ぶ事態が多発するようになった。
特に近年は、企業を疲弊させ破綻に追い込む「クレームストーカー」と呼ぶべき新手の凶悪クレーマーが激増しており、企業は早急に対策を立てる必要があるのだが、法的対策だけでは全く役に立たないのが現状である。
これまで、法律以外の様々なテクニックを駆使して、クレーム対策に目覚ましい成果を上げてきた著者が伝授する、真に企業を守る効果的なクレーム対策のすべて。
目次
プロローグ クレーム対応が企業の経営を左右する!
――恐るべきクレームストーカーの実態とは?
第1章 組織犯罪に対抗するには地域の警察と協力しよう ――放置自転車処分から予想もしない窮地に!
第2章 地域の自治会や商店会とコミュニケーションすべし――接客業を悩ませるクレーマーの手口とは?
第3章 ストーカーは「対応しないという対応」で防御せよ――恐怖のクレームストーカーの目的はどこに?
第4章「個人情報保護法」の悪用はこうやって阻止せよ――ネットやメールを介して社員が狙い撃ちに!
第5章 トラブル解決のキーになるのは消費生活センターだ――抗弁権の接続をかけられたらいかに対抗すべきか?
第6章 クレーム対応に費用対効果を期待する企業は潰れる――アフターサービス会社の悪評から顧客離れが!
第7章 地域住民の理解と共感なくして店舗の存続あらず――騒音裁判で地域住民に勝つとどうなるか?
第8章 ブランドの価値を大事にしない企業に明日はない――商標を使用する企業の倒産でクレーム続出!
エピローグ 誰も知らなかったクレーム対応の技術1
──企業を守る完全マニュアルはこれだ!
著者紹介
証拠調査士(エビデンサー)。武蔵野学院大学客員教授。
大学卒業後、大手不動産会社と東証二部上場メーカーに勤務。
在職中、営業職ながらクレーム処理も担当する中、あまりにも悪質な事件が多発したために警察の暴力団対策課にて対応トレーニングを積む。その後、自ら欠陥住宅を買ってしまったことにより、大手ゼネコンを相手に弁護士も逃げ出すほどの死闘を演じ、最終的に完全勝利。この経験からトラブル解決のノウハウを確立する。
また、同様のトラブルを抱える人たちへのアドバイスを通じて、弁護士、弁理士、医師、鑑定人など、各ジャンルの専門家との間に人脈が広がり、そのネットワークは、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、アフリカといった海外にまで及んでいる。これまで数千件にものぼるトラブルを解決に導き、現在も相談・依頼がひきもきらない。
著書に『Lawより証拠』(総合法令出版)『おひとりさまの防犯術』(亜紀書房)がある。