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戦略物流

通勤大学文庫

通勤大学実践MBA

戦略物流

著者名
角井亮一
監修など
グローバルタスクフォース(監修)
ジャンル
経営/マーケティング
発行年月
2008年9月
サイズ
新書判・並製
頁数
192P
ISBN
978-4-86280-093-0
税込価格
979円(本体 890円)

注文数

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内容紹介

MBA思考で、戦略的ロジスティックスを身につける!

大好評、「通勤大学実践MBA」最新刊。物流に力を入れている企業は、規模の大小に関わらず高い成長力を維持しています。なぜなら、物流には企業競争力を高める効果があるからです。その理由は、一つには表に見えにくいため、他社に情報が漏れたり盗まれたりしにくいということ。もう一つは、小さな改善努力が、必ず結果に反映されるからです。商品開発やマーケティングにはあてはまりにくい特徴です。

本書では、物流の基本をおさえつつ、単なる「作業」ではなく、経営の一環としてのより実践的な戦略的ロジスティクスをMBA的な視点・発想で教示します。これまでの『通勤大学MBA』の基本体裁である、“図解・見開き完結”は踏襲しつつ、一見複雑でわかりにくい戦略的物流についてわかりやすく解説します。実際に現場で作業にあたっている物流担当者はもちろん、本社部門で物流をコントロールするマネジャーにこそ読んでいただきたい内容になっています。企業に、より強い競争力を求める経営者にも読んでいただきたい一冊です。

補足情報

★出版記念セミナー開催のお知らせ★

【東京会場】

日時:2008年10月16日(木)13:50~18:00(13:20受付開始)

会場:秋葉原UDX コンファレンス 秋葉原駅徒歩1分

   東京都千代田区外神田4-14-1 南ウィング6F

   TEL:03-3254-8421

定員:100名様(先着順)

参加費:18,000円(税込。テキスト、書籍含む)

【大阪会場】

日時:2008年10月23日(木)13:50~18:10(13:20受付開始)

会場:大阪産業創造館イベントホール 地下鉄中央線・堺筋線堺筋本町

   大阪市中央区本町1-4-5

   TEL:06-6264-9800

定員:100名様(先着順)

参加費:18,000円(税込。テキスト、書籍含む)

詳しくは コチラ をご覧ください。

目次

はじめに

第1章 物流と戦略物流

第2章 新しい取り組み(SCM、共同物流、3PL)

第3章 マーケティング、CS(顧客満足)との関係

第4章 CS物流の実現

第5章 在庫削減手法

第6章 発注精度を上げる

第7章 物流改革の企業事例

著者紹介

【著者】

角井 亮一(かくい・りょういち)

株式会社イー・ロジット代表取締役。1968年生まれ。

上智大学経済学部経済学科を3年で単位取得終了し、渡米。ゴールデンゲート大学MBAをマーケティング専攻にて取得。帰国後、船井総合研究所に入社。その後不動産会社を経て光輝グループ入社。光輝グループでは、物流コンサルティングおよびアウトソーシングを主な活動分野とし、日本初のゲインシェアリング(成功報酬型アウトソーシング、東証一部企業)を達成する。2000年2月14日株式会社イー・ロジット設立、代表取締役に就任。日本物流学会理事。財団法人東京都中小企業振興公社専門家派遣事業支援専門家。

おもな著書に『よくわかるIT物流』、『図解 よくわかる物流のすべて』(ともに、日本実業出版)、『物流改善の進め方』(かんき出版)、『とことんやさしい物流戦略の本』(日刊工業新聞社)などがある。

無料メルマガ「ロジスティクス思考的経営話」公開中。

【監修】

グローバルタスクフォース(Global Taskforce)

世界18カ国54の主要経営大学院が共同で運営する公式MBA同窓生組織、「グローバルワークプレイス(GWP)の日本現地法人。

著書にシリーズ60万部の『通勤大学MBAシリーズ』、『MBA100人に聞いた英語習得法』、『ポーター教授「競争の戦略」入門』、『ポケットMBA事典』、『図脳』(以上、総合法令出版)、『図解わかる!MBAマーケティング』、『マンガで学ぶMBA思考トレーニング』(以上、PHP研究所)、『MBA速読英語』、『MBA速読英語 マーケティング』(以上、大和書房)など多数。

著者ホームページ

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書籍に収録したすべての名言を日本語・英語とも2倍速・4倍速に加工して収録。くりかえし聞くことで右脳が活性化され、集中力や記憶力を養うことができます。

著者より

どんな企業であっても、物流がなければ、事業は成り立ちません。

しかし、物流を軽視している人が多いように感じます。「言えば、勝手にやってくれるんだよ」「うちの会社は、どこで発送をしてるんだっけ?」というような有様です。

そのような人が多い会社は、【無駄遣い】をしていることに気付いていません。

もっと物流に配慮すれば、コストが下がるのに・・・と思う会社は、中小だけでなく大企業もあります。

さらに、本書で解説しているように、物流に力を入れて、企業の有力な武器として物流を磨いている会社は、競合企業と比べ【競争上優位】にあります。本文を読み進めていただければ、「なるほど、そうだな。あの会社も物流があるから競争力があるんだ」と気付かれることでしょう。

物流を【戦略物流】と捉えて下さい。物流を戦略として捉え、競合との物流比較調査を行い、どんなポイントで、競合より勝るべきなのかを徹底的に社内で議論をして下さい。そして、そのポイントを強化して、他社を凌駕して下さい。

物流で他社を凌駕するポイントが、低コストであれば、毎日他社と比べて、残せる利益を積み上げることが出来ます。また、ポイントが、スピードであれば、お客様にとって、遅くまで発注が出来ると好意的に見てもらえるでしょう。

そのように、当社として競争優位をどう維持するのかを考えて、磨いて下さい。

私自身の指導先では、このような考え方(=戦略物流思考)で売上や利益を上げられています。

あなたが勤める会社でも、あなたがそのような考えを持って、業績を上げて下さい。また、本書を手にとったのは、あなたにとってのチャンスです。ぜひ、本書を熟読して、実践していって下さい。

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