人生において本を読むことの意味を深く豊かにつづった一冊。

自分という人間は一体何が好きで、何が嫌いなのか、自分は何を望み、何を夢見、どう生きていきたいのか。

そういった心の奥深くに潜み、見えなくなってしまっている自分自身を、見出す機会を読書は与えてくれる。

読書をすることによって、自分なりの、自分しかない新しい生き方が、生きがいが始まる。

本書では、著者ハイブロー武蔵自身の経験を語ることで、そのことを教えてくれる。

はしがき

第一章　生きがいの読書

　１．生きることは本を読むこと

　２．本を読む人は、なんて素敵なんだろう

　３．本は自分の日記である

　４．目をキラキラと輝かせて生きていきたい

　５．すべては愛から生まれる

　６．人生はいろいろだ?自分の生きがいを求めて

　７．あなたに会うために生まれてきた

　８．いつも私を励ましてくれるあなたに

第二章　自分を生かす読書

　１．自分の生き方、自分のスタイル

　２．本の読み方はその人の生き方

　３．きっぱりとし、そして爽やかに

　４．好きでしかたない

　５．読書は「いいかげんでよい」という心がけ

　６．文は人である

　７．励ます人生、励まされる人生、ともに生きていく人生

　８．本を読み、人を知り、現実を生きる

　９．母親を手伝って生きるあなたに

第三章　心を高める読書

　１．人は思うような人間になっていくもののようだ

　２．希望

　３．勇気

　４．自信

　５．反省力

　６．本は積ん読にかぎる?蔵書を考える

　７．本のリズム

　８．友とのつき合いに悩むあなたに

第四章　自分とまわりを輝かせる読書

　１．ある友人の死に考えたこと

　２．友だちの話

　３．恋愛は成功する

　４．成功人生のための恋愛術

　５．読書は恋愛かもしれない

　６．結局なんとかする人

　７．人は自分を信じることから始まる。そして「自分にありがとう、あなたにありがとう」で終わりたい

　８．恋人と別れたあなたに

第五章　自分を成長させていく人生

　１．本を読む人が成功する理由

　２．成功とは何だろうか

　３．成功する人列伝

　４．自分の目で確かめたいこともある

　５．自ら行動する力を持ちたい

　６．断固として生きる

　７．生き抜くこと、やり抜くこと

　８．仕事に悩むあなたに

第六章　生きていく喜び

　１．生き続ける勇気、がんばり続ける勇気

　２．健さんとお母さん

　３．おいしい食べ物、おいしい本

　４．明日があるさ、そして今日を生きよう

　５．私の朝、私の夜、本とともに

　６．生きがいづくり、生きがいの実現とは何か

　７．いつでも、どこでも、本がある。読書がある

　８．いつでも希望の星の光を見つめていたい

　９．母へ

ハイブロー武蔵

1954（昭和29）年福岡県生まれ。

早稲田大学法学部卒業。

海外ビジネスにたずさわった後、数社の会社を経営し、現在はビジネスエッセイスト。

読書論と成功法則を結び付けた独自の視点と考え方が多くの読者の共感を得ている。

おもな著書に『読書力』、『本を読む人はなぜ人間的に成長するのか』（いずれも総合法令出版）などがある。

この本は、『本を読む人はなぜ人間的に成長するのか』から、\\"人生\\"というものに焦点を絞り、さらに深く突っ込んだ内容になっています。

著者の思いが中心なので、それを泣いたり、笑ったり、毒づいたりしながら、自分勝手に読んでもらえたらいいなと思います。